Kindleを使ってみたい。でも実は、Kindleって何なのかよくわかってないんですよね…。こんな初心者の私にKindleのキソを教えてください
こういった疑問に答えます。
最近は、Kindleを利用する人が増えてますよね?
そして、Amazon側もKindleをどんどん広めようとしてます。その証拠に、Amazonで本を検索すると、Kindleだけが表示されることもしばしば…。
一方で、実はKindleのことをあんまりわかってないので、使うのを敬遠してる方も多いんじゃないでしょうか?
そこで今回は、Kindle初心者向けに、Kindleとは?をわかりやすく解説しました。
本記事を読むと、Kindleを理解できるようになります。
そして、使ってみようという気になるはずです!
Kindleとは?
まずは、Kindleって何なのか、を理解していきましょう。
Kindleはコンテンツと端末の両方を含む
Kindleとは、Amazonが提供する電子書籍のサービスのこと。
このサービスには、
- コンテンツ(本の中身)
- 端末(コンテンツを読むための道具)
の両方が含まれています。
コンテンツは、”Kindle本”と呼ばれたりもします。
端末は、以下のような外観で、商品名も「Kindle」です。
ネット上の表記で、”Kindle”と書かれている場合、コンテンツを指していることもあれば、端末を指していることもあります。
なので、初心者の方が混乱しやすいんです…
KindleのコンテンツはPCやスマホでも読める
Kindleのコンテンツは、Kindle専用の端末だけでなく、スマホやタブレット、PCからも読めます。
なので、Kindleのコンテンツを読みたい方は、必ずしもKindle専用の端末を買う必要はありません。
ここ、よく勘違いされるところ…
PCやスマホからKindleコンテンツを読む場合は、専用のアプリ(無料)をインストールすればOKです。
ですが私は、Kindleコンテンツは、Kindle専用の端末で読むことをおすすめします。
その理由は後述します。
まずは、Kindleって、紙の本と比べて何がいいの?をみていきましょう。
Kindleを使うメリット(vs紙の本)
続いては、Kindleって、紙の本に比べてなにが良いの?を紹介しましょう。
「Kindleの端末で、Kindle本を読む」場合、紙の本に比べて、以下のようなメリットがあります。
- 値段が安い
- すぐに買って読める
- 場所を取らない
- 持ち運びが楽
- 文字が読みやすい
- お風呂で読める
- 要点一覧を確認できる
- 検索ができる
- キレイなまま
- 無料本を読める
順に見ていきましょう。
メリット:値段が安い
Kindle本は、紙の本より値段が安いので経済的です。
例えば以下をご覧ください。
- Kindle本:1650円
- 紙の本:2420円
※2023年5月時点
メリット:すぐに買って読める
Kindle本なら、購入前にサンプル(最初の10ページくらいの中身)を確認できます。
サイト上で、[無料サンプル]送信をクリックするだけ。
で、この本いいなと思ったら、サイト上で注文ボタンを押せば、すぐに本を閲覧可能です。
本屋に行く時間や商品が配達される時間をゼロにできるので、生産性が圧倒的に高くなります。
メリット:場所を取らない
Kindle本なら、何冊買っても場所を取りません。
全てのデータをKindle端末の中に収めることができますから。
家の持ち物をこれ以上は増やしたくないって方は、Kindle本はホントおすすめです!
メリット:持ち運びが楽
Kindleなら、どんなにページ数の多い本だろうが、持ち運びはKindle端末1つだけ。
約200グラムだから軽いし、厚さ8mmだからかさばることもありません。
紙の本に比べて、持ち運びがとにかく楽ちんです。
こんな感じで↓
しかも、何冊ものデータを入れることができるので、必要以上に、予備の本を持ち運ぶ必要もありません。
メリット:文字が読みやすい
紙の本って、字が小さいものがありますよね?
また、昔は大丈夫だっけど、視力が衰えて見づらくなっている方もいるでしょう。
対して、Kindle端末なら、文字を大きくできるし、バックライトつきなので、視力が弱い方や老眼の方でも、楽に読めます。
こんな感じで文字の大きさも変更できる↓
お風呂で読める
紙の本だと、お風呂に持ち込むと、蒸気で本がふにゃっとなりますよね?
それに、お風呂って照明が暗く、文字が見えづらいって方も多いでしょう。
対して、Kindle端末(Kindle Paperwhiteなど)なら防水つきなので、お風呂でも安心して読書できます。
バックライトつきなので、文字もよく見えて快適です!
こんな感じで↓
以上、私が特に重宝しているメリットでした。
ここからは、こんなメリットもあるよ、を紹介しましょう。
メリット:要点一覧を確認できる
Kindle端末なら、読書中に印をつけた(ハイライトした)箇所を、一覧で見ることができます。
大事なところだけ見直したいってときに便利です。
こんな感じで↓
- 上記は「ハイライト機能」と呼ばれる
- ハイライト箇所をタップすると該当ページにジャンプ
- ハイライト箇所には、メモも残せる
- ページ全体に印をつける「しおり機能」もある
「電子書籍って、マーカーひけないし、ふせんも貼れないし…」と敬遠する方は多いかと思いますが、上記のハイライト機能/しおり機能で代用できます。
で、ハイライトした箇所を一覧で確認できるのは、紙の本には無いメリットです。
メリット:検索できる
「あの説明、どこにあったっけ、、」と調べたい時もありますよね?
そんなとき、Kindle端末だと、調べたいキーワードで検索ができるので便利です。
検索結果にすぐにジャンプできるし、もとのページにすぐに戻ることもできます。
また、検索の履歴は残るので、あとで見返したりも可能。
メリット:キレイなまま
紙の本だと、劣化しますよね?日焼けしたりして。
対して、Kindle本なら電子データなので劣化しません。いつまでもキレイな状態で読書できます。
メリット:無料本を読める
もしあなたがAmazonプライム会員であれば、「Prime Reading」と呼ばれる無料のKindle本を読むことができます。
イメージはこんな感じで、実用書や雑誌、アニメなどが含まれます↓
以上、Kindleを使うメリット(vs紙の本)でした。
Kindleを使うデメリット(vs紙の本)
続いては、Kindleを使うデメリット(vs紙の本)を紹介します。
「Kindleの端末で、Kindle本を読む」場合、紙の本に比べて、以下のようなデメリットがあります。
- モノクロのみ
- 挿入図が見づらい
- 手書きでメモれない
- 中古を買えない/中古で売れない
順にみていきましょう。
デメリット:モノクロのみ
Kindle端末はモノクロ表示のみ。カラー表示はありません。
テキスト中心の本なら問題ないでしょうが、カラーの割合が多い本だと、物足りなく感じるかもしれません。
ただし代替案はあります。
前述のとおり、Kindle本は、Kinde端末だけでなく、スマホやタブレット、パソコンからも読めます。
スマホやタブレット、パソコンでKindle本を読む場合は、カラーで表示されますよ。
デメリット:挿入図が見づらい
Kindleの端末で、よく売れているものは、6〜6.8インチのディスプレイサイズ。
紙の本に比べると、サイズは小さくなります。
※以下ののKindle端末は6インチ
私自身、最初にKindle端末を手にした時は「小さすぎ…」と思いましたが、すぐに慣れましたし、テキストなら問題になりません。
というのも、文字の大きさを調整できますし、流し読みする場合も、視野に入ってるのはせいぜい5行くらいですから。
でも、挿入図は正直 見づらい…。
例を示しましょう。
以下の写真は、同じ図を、紙の本とKindle端末(6インチ)で表示させたもの。
ご覧のように、Kindle端末だとちょっと見づらい…。
ただし代替案が2つあります。
1つめの代替案は、図をダブルクリックすること。大きい表示に切り替わるので、これでだいぶマシになります。
2つめの代替案は、サイズの大きなKindle端末(OasisやScribeというモデル)を購入すること。
少し値段は高くなりますが、挿入図も見やすくなります。
デメリット:手書きでメモれない
Kindle端末の場合、前述のように、ハイライトはできます。
また、ハイライト部分に、キーボード入力でメモを残すこともできます。
しかし、紙の本のように、気になった箇所に手書きでメモることは、(最上位機種を除いて)できません。
この点は、人によってはデメリットになるでしょう。
ただし代替案が2つあります。
1つめの代替案は、最上位機種(Kindle Scribe)を購入すること。値段は高くなりますが、タッチペンで、手書きの文字を入力できますから。
2つめの代替案は、まずはKindle本を購入し、「手書きでメモして何度も読みかえしたい」本に出会ったときだけ、追加で紙の本を購入すること。
購入した本のうち、上記のような本はひとにぎりなので、2つめの代替案は割とおすすめです。私の経験上。
デメリット:中古を買えない/中古で売れない
Kindle本は電子データなので、「中古」という概念がそもそもありません。
紙の本で、中古を買ったり、あるいは、不要になった本を売っていた方にとってはデメリットとなりえます。
中古を買えない
Kindle本は、紙の本(新品)に比べると値段が安いですが、紙の本(中古)となると、Kindle本より安いものはいくらでもあります。
中古でいいからとにかく激安の本を買いたいという方には、Kindle本は向いてません…。
中古で売れない
Kindle本は、紙の本みたいに、ブックオフやメルカリで売りに出すことはできません。
Kindle本は、紙の本(新品)に比べれば安いですし、場所をとらないので、それほどデメリットになるとは思いませんが一応。
以上、Kindleを使うデメリット(vs紙の本)でした。
Kindleにはどんな端末があるのか?選び方やおすすめは?
続いては、Kindle端末をみていきましょう。
Kindle端末の種類
以下の4種類あります。
- Kindle
- Kindle Paperwihte
- Kindle Oasis
- Kindle Scribe
Kindle端末の選び方
以下の4点で判断するとよいです。
- 価格
- ディスプレイサイズ
- 防水機能の有無
- 目玉機能
Kindle端末の比較表
価格 | ディスプレイ サイズ | 防水 | 目玉機能 | |
---|---|---|---|---|
Kindle | 12980円〜 | 6インチ | x | – |
Kindle Paperwhite | 16980円〜 | 6.8インチ | ○ | – |
Kindle Oasis | 29980円〜 | 7インチ | ○ | ページ送りボタン |
Kindle Scribe | 59980円〜 | 10.2インチ | ○ | 手書き入力 |
※価格は2023年5月時点。容量など、選んだオプションによって異なります
Kindle端末のおすすめは?
「お風呂で読書しません。サイズはコンパクトでもいいよ」という方は、一番安いKindle がおすすめ▼
「お風呂で読書したい。コスパにすぐれた商品がいい」という方は、Kindle Paperwhiteがおすすめ。迷うならコレ▼
「ちょっと高くてもいいから、ページ送りボタン機能を使いたい」という方は、Kindle Oasisがおすすめ。私が愛用しているのはこれ▼
「とにかく大画面で読みたい。手書き入力も使いたい」という方は、Kindle Scribeがおすすめ。値段は高いのでご留意ください▼
より詳しく知りたいという方は、以下の記事もご覧ください。
Kindle端末を使うメリット(vsモバイル/PC)
続いては、
・Kindle端末で、Kindle本を読む
・モバイル機器/PCで、Kindle本を読む
を比較してみましょう。
前述したとおり、Kindle本は、Kindle端末だけでなく、スマホやタブレット、PCからも読めます。
ただし、結論を先に言うと、Kindle本はKindle端末で読むことを強くおすすめします。
なぜなら、Kindle端末で読むほうが、
・読書に集中できる
・目にやさしい
というメリットがあるから。
以下で詳しく述べていきます。
メリットデメリットの比較(Kindle端末 vs スマホ・PC)
メリット | デメリット | |
---|---|---|
Kindle端末 | ・読書に集中できる ・目にやさしい ・風呂で読める | ・モノクロ表示 ・挿入図は見づらい |
スマホ | ・カラー表示 ・スマホ1台で済む | ・気が散る ・目が疲れる ・画面が小さい ・風呂で読めない |
タブレット /PC | ・カラー表示 ・画面が大きい | ・気が散る ・目が疲れる ・持ち運びが不便 ・風呂で読めない |
Kindle端末なら読書に集中できる
スマホやタブレット、PCでKindle本を読もうとすると、いろんな誘惑がジャマをしてきます。SNSやYouTube、ゲーム、ニュースなど…。
対して、Kindle端末なら読書しかできないので、必然的に読書に集中できます。
Kindle端末なら目にやさしい
スマホやPCから出ているブルーライトは、目にダメージを及ぼしたり、体内リズムの乱れを誘発したりします。
特に、就寝前にブルーライトを浴びると、睡眠の質が確実に下がります。
対して、Kindle端末は、ブルーライトが出ません。本物の紙のような読み心地のe-inkスクリーンを搭載しています。
目にやさしいので、就寝前の読書タイムに最適です。
もちろん、スマホやタブレットで読むと、カラー表示できるといったメリットはあるでしょう。
が、それよりも断然、Kindle端末の2大メリット(読書に集中できる/目にやさしい)のほうが受ける恩恵は大きいので、Kindle本はKindle端末で読むことを強くおすすめします。
Kindleを購入してから読むまでの手順
続いては、Kindleを購入してから読むまでの手順を紹介しましょう。
一連の流れは以下となります。
- 事前準備:Amazonアカウントを作る
- Step1:端末を購入する
- Step2:端末をセットアップする
- Step3:Kindle本を購入する
- Step4:Kindle本を読む
上記のとおり。
詳しくは以下の記事にまとめたので、そちらをご覧ください。
» Kindleの使い方をわかりやすく解説【電子書籍端末の定番】
まとめ:Kindleを使うと生産性が爆上がり!
Kindleを使ってみたい方向けに、Kindleの特徴や購入して読むまでの手順を紹介しました。
Kindleを利用すると、紙の本と比較して、生産性が爆上がりします。
ぜひこの機に、Kindleを使ってみてください。