📌 2026年10月1日、新しいKindle Colorsoft(2026年モデル・51,980円)が発表されました(11月11日出荷予定)。この記事は、私が持っているひとつ前のモデル(2025年発売)のレビューです。ひとつ前のモデルは、プライム感謝祭(10月13日〜19日)で29,980円の特価になります。新型との違いと、どちらを選ぶかは、新型Kindleとひとつ前のモデルの違いにまとめました。
Kindle Colorsoftが気になっているあなたが、いちばん知りたいのはこの一点ではないでしょうか。
「カラーの漫画や雑誌って、本当にちゃんと読めるの?」
先に結論からお伝えします。Colorsoftは、カラーの漫画・雑誌・図解の多い本を読む人には、はっきりおすすめできる端末です。ライブラリに表紙がカラーで並ぶだけで、本を選ぶ時間が楽しくなります。
ただし、万人向けではありません。読むのが小説や白黒の漫画ばかりなら、Paperwhiteで十分です。ここを正直に書かないと、レビューとして意味がないと思っています。
私は2020年にKindle Paperwhiteを買い、その後Kindle Oasis、Kindle Colorsoftを買い足しました。この記事では、手元のColorsoftで確かめたことと、公式の仕様で分かることを分けて書いています。新型は持っていないので、公式の仕様と発表から比べています。
この記事でわかること
- Colorsoftのカラー表示で「良くなること」と「変わらないこと」
- カラー漫画・白黒漫画・雑誌・参考書での向き不向き
- Paperwhiteとの選び方(9月までの価格・新型・感謝祭の3つの価格帯で比較)
- 新型(2026年モデル)とひとつ前のモデル、どっちを選ぶか
- 端末を買うなら知っておきたい、読み放題・聴き放題の使い方
結論:Colorsoftは「色が意味を持つ本」を読む人の端末です
忙しい方は、ここだけ読めば判断できます。
Colorsoftが向いている人
- フルカラーの漫画や、カラーページのある作品をよく読む
- 雑誌・レシピ本・旅行ガイド・図解の多い実用書を読む
- 参考書やビジネス書に、色分けしてハイライトを引きたい
- 表紙がカラーで並ぶ「本棚を眺める楽しさ」も大事にしたい
Paperwhiteで十分な人
- 読むのは小説・ビジネス書など、活字の本がほとんど
- 読む漫画のほとんどが白黒
- 価格とバッテリーの持ちを優先したい
いちばん大事なのは、ColorsoftはPaperwhiteの「上位機種」ではなく、方向の違う「別の製品」だということです。「自分の読む本に、色は必要か」。判断の大半は、この問いで決まります。
持っている私が感じた、Colorsoftの良さと気になる点
表紙・図版・マーカーが「そのまま」見える
Colorsoftを使っていちばん違いを感じるのは、マンガの表紙、雑誌の図版、参考書のマーカー部分が、そのまま見えることです。白黒の端末では、表紙は濃淡のグレーになり、図版の色分けは見分けがつきにくく、マーカーもただの灰色の帯でした。
特にありがたいのが、色に意味がある本です。グラフの凡例、地図の色分け、「赤字は重要」のような参考書の約束ごとが、紙の本と同じように読めます。白黒の端末で「この線、何色だったんだろう」と迷う場面がなくなりました。
色は「淡い」。スマホのような鮮やかさはありません
Colorsoftのカラーは、液晶のスマホやタブレットのように鮮やかではありません。上質な紙に印刷した、少し落ち着いた色合いです。
これは弱点でもあり、良さでもあります。写真の色を正確に見たい用途には向きませんが、画面が強く光らないので、長く読んでも目が疲れにくいのはE Inkの端末ならではです。
白黒の本では、Paperwhiteとの差は小さい
カラーで描かれていない本では、Colorsoftの良さは出ません。カラーの有無は本のデータで決まり、白黒の本を端末がカラーに変える機能はないからです(新型の公式発表でも、この点は明記されています)。
ライトを消すと、白がグレーに沈む
カラーのE Inkは、白黒の画面の上にカラーフィルターを重ねる仕組みです。そのため、フロントライトを消して部屋の明かりだけで読むと、紙の「白」がややグレーに見えます。基本はライトを点けて使う端末と考えておくと、買ってから戸惑いません。
スペックと価格|ひとつ前のモデルと新型(2026年モデル)
ひとつ前のモデル(2025年発売)のスペック
私が持っているのはこちらです。日本では2025年7月に発売されました。
| 項目 | Colorsoft | Colorsoft シグニチャーエディション |
|---|---|---|
| 画面 | 7インチ(白黒300ppi/カラー150ppi) | 7インチ(白黒300ppi/カラー150ppi) |
| ストレージ | 16GB | 32GB |
| 防水 | IPX8 | IPX8 |
| バッテリー | 最大8週間 | 最大8週間 |
| カラーハイライト | 4色 | 4色 |
| 明るさの自動調整・ワイヤレス充電 | なし | あり |
| 9月までの価格 | 39,980円 | — |
色調調節ライト(白〜アンバー)は両方に付いています。子ども向けのキッズモデルもあります。
新型(2026年モデル)で変わった点
公式発表で確認できる範囲だけを書きます。
- 前面がフラットなデザインになり、本体が薄くなった
- 電源ボタンが本体の右上に移った
- カラーハイライトが5色になった
- バッテリーは最大8週間、ストレージは16GB
- 価格はColorsoftが51,980円、シグニチャーエディションが56,980円(どちらも11月11日出荷予定)
- シグニチャーエディションは背面にアルミニウムを使い、別売りの「ページめくりボタン付きカバー」(11,980円)に対応
▼ひとつ前のモデル(2025年発売・感謝祭の特価対象)
新型とひとつ前のモデル、どっちを選ぶ?
感謝祭のひとつ前のモデル(29,980円)と新型(51,980円)の差は、22,000円です。5色のハイライトやフラットな前面に22,000円を払うかどうか、が分かれ目になります。
29,980円は、2025年の感謝祭・ブラックフライデー、2026年3月の新生活セール、7月のプライムデーと同じ価格で、過去の大型セールの最安です。8月のサマーセール(31,980円)より2,000円安く、カラーのKindleが欲しい人には、今年いちばん買いやすい価格だと考えています。
一方で、ひとつ前のモデルがこの先もセールに出るかは分かりません。新型の質感やハイライトの色数にこだわるなら、新型を待つのも十分ありです。セール価格のくわしい比べ方は、プライム感謝祭のKindle端末の価格まとめで整理しています。
カラー漫画は本当に読める?
フルカラー作品・カラーページとの相性はいい
もともとカラーで描かれた作品、たとえばフルカラーの漫画、縦読みのWEBTOON、単行本のカラー扉は、Colorsoftの得意分野です。紙をめくる感覚のまま色が付くのは、タブレットにはない心地よさがあります。
白黒漫画がメインなら、恩恵は表紙と扉絵くらい
日本の漫画の多くは、白黒で描かれています。少年漫画も少女漫画も青年漫画も、本編は基本的に白黒です。
つまり「漫画を読みたいからColorsoft」と考えていても、読む作品のほとんどが白黒なら、違いはカラーの表紙と扉絵くらいにとどまります。さらに白黒の作品では、次の2点でPaperwhiteのほうが有利だという声もあります。
- ページ送り:カラーの処理が入るぶん、白黒専用の端末より少しもたつくと感じる人がいる
- 画面の明るさ:同じ設定でも、全体がやや暗く見えるという指摘がある
読む漫画のほとんどが白黒なら、無理にColorsoftを選ぶ必要はありません。
カラーは150ppi。近くで見ると粗さが出る
Colorsoftの解像度は、白黒が300ppi、カラーが150ppiです。カラーの部分は、細かさが白黒の半分になります。
ふつうの読書の距離ではそこまで気になりませんが、顔を近づけると、カラー部分の粗さや、吹き出しの小さな文字のざらつきが分かります。「スマホの画質」を期待すると物足りず、「紙の本にそのまま色が付いたもの」と考えると満足しやすい、というのが正直なところです。
カラーの作品はどこで探す?
カラー端末を買っても、カラーの作品が見つからないと宝の持ち腐れです。Kindleストアでは、タイトルに「カラー版」と付いた作品、フルカラーの縦読み漫画、雑誌(もともとカラー)が狙い目です。漫画の読み方全般は、Kindleで漫画は読みにくい?Colorsoft・Fire・iPad比較でまとめています。
雑誌・レシピ・旅行ガイド・参考書での使い勝手
相性がいいのは、色が情報になっている本です。レシピの完成写真、旅行ガイドの地図、色分けされた図やグラフ、参考書の重要箇所は、カラーになるだけで理解が早くなります。
ハイライトを色分けできるのも、勉強や仕事の本では便利です。たとえば「定義は黄色、あとで試すことは青」のように決めておくと、読み返すときに迷いません。
逆に向かないのは、色そのものを正確に確かめたい用途です。ファッション誌で服の色を見比べる、写真集で色味を味わう、といった使い方は、発色が淡いぶんスマホやタブレットのほうが向いています。
Paperwhiteとどっちを買う?
比較表:Colorsoft vs Paperwhite
| 項目 | Kindle Colorsoft | Kindle Paperwhite |
|---|---|---|
| カラー表示 | ◯(カラー150ppi) | ✕(白黒のみ) |
| 文字の解像度 | 300ppi | 300ppi |
| 画面サイズ | 7インチ | 7インチ |
| バッテリー | 最大8週間 | 最大12週間 |
| 防水 | IPX8 | IPX8 |
| カラーハイライト | 4色(新型は5色) | — |
| ひとつ前のモデルの9月までの価格 | 39,980円 | 27,980円 |
| 新型の価格 | 51,980円 | 39,980円 |
| 感謝祭のひとつ前のモデル | 29,980円 | 22,980円 |
価格差は、9月までのひとつ前のモデル同士でも、新型同士でも12,000円です。ところが感謝祭のひとつ前のモデル同士なら、差は7,000円まで縮みます。「カラーにするか迷っている」人ほど、感謝祭の価格で比べてみる価値があります。
「上位機種」ではなく「別の製品」と考える
バッテリーはPaperwhiteのほうが長く、白黒の本ならページ送りも有利です。活字を集中して読むための端末としては、いまもPaperwhiteがよくできています。
それでもColorsoftを選ぶ理由は、表紙・図版・マーカーに色が付くという、Paperwhiteでは得られない体験にあります。どちらが上かではなく、自分が読む本に色が要るかどうかで選ぶのが正解です。Paperwhiteのくわしいレビューは、Kindle Paperwhiteのレビューにまとめました。
タブレット・iPadと比べてどう?
| 項目 | Kindle Colorsoft | iPad・タブレット |
|---|---|---|
| 発色の鮮やかさ | △(淡い) | ◎ |
| 目の疲れにくさ | ◎(画面が強く光らない) | △ |
| 明るい屋外 | ◎(映り込みが少ない) | △ |
| バッテリー | ◎(最大8週間) | △(1日〜) |
| 読書への集中 | ◎(通知もアプリもない) | △ |
| 動画・ネット | ✕ | ◎ |
色の鮮やかさや動画を求めるならタブレット、目にやさしく読書に集中したいならColorsoft、という住み分けです。すでにタブレットで漫画を読んでいて「もっと目にやさしく、通知に邪魔されずに読みたい」と感じているなら、Colorsoftは買い足す価値があります。
Colorsoftのデメリット・注意点まとめ
- カラーは150ppi:近くで見ると、カラー部分に粗さを感じる
- 発色は淡い:色を正確に確かめる用途には向かない
- ページ送りが少しもたつくことがある:白黒専用の端末と比べた場合
- 白黒の作品では恩恵が小さい:違いはカラーの表紙と扉絵くらい
- Paperwhiteより高く、バッテリーも短い:同じ世代同士で12,000円の差、バッテリーは12週間→8週間
- ライトを消すと白がグレーに沈む:基本はライトを点けて使う
- 16GBは漫画には少なめ:漫画をたくさん端末に入れたいなら32GBのシグニチャーエディション
どれも、知らずに買うと「思っていたのと違う」となりやすい点です。裏を返せば、これを理解したうえで「それでも色が欲しい」と思えるなら、満足度はかなり高い端末です。
【用途別】あなたに合うのはどれ?
| よく読むもの | おすすめ | ひとこと |
|---|---|---|
| フルカラー漫画・縦読み漫画 | Colorsoft | カラー作品はColorsoftの得意分野 |
| 雑誌・レシピ・旅行ガイド・図解の多い実用書 | Colorsoft | 色が情報になっている本に強い |
| 参考書・ビジネス書に色分けでハイライト | Colorsoft | 4色(新型は5色)のハイライト |
| 白黒の漫画がメイン | Paperwhite | 安く、ページ送りも有利 |
| 小説・ビジネス書などの活字 | Paperwhite | バッテリーが長く、価格も安い |
| 鮮やかな色・動画も | タブレット | 発色は液晶が上 |
Colorsoftを買うなら知っておきたいこと
端末と一緒に「3か月分のKindle Unlimited」が付けられることがある
Kindle端末の購入ページでは、「3か月分のKindle Unlimitedつき」を選べる場合があります(約2,940円分)。表示の有無はアカウントや時期で変わるので、カートに入れる前に購入ページを確かめてください。
カラーの作品を気軽に試すなら、Kindle Unlimited
Colorsoftを買ったら、まず試したいのがKindle Unlimitedです。500万冊以上の本・漫画・雑誌が読み放題で、気になったカラー作品や雑誌を、買う前に開いて確かめられます。カラー端末と読み放題は、思っている以上に相性がいい組み合わせです。
私自身は、2020年ごろから、読みたい本がまとまった月だけKindle Unlimitedに課金しています。読みたかった本を読み終えたところで解約し、読みたい本がたまったら入り直しています。Colorsoftを買ってから「雑誌を何冊かまとめて読む月」をつくるのも、使い方のひとつです。
読む時間が取れない日は、耳で読むAudible
もうひとつ、端末とは別の方法で読書の時間を増やせるのがAudibleです。プロのナレーターが本を読み上げてくれる「聴く読書」で、目も手も使いません。
私の使い分けは、通勤でも、歩いているあいだは耳(Audible)、バスや電車に乗ったら目(Kindle)です。寝る前に目を閉じて聴くこともあります。要点を語るタイプのビジネス書は耳でも頭に入りやすく、図表の多い本はColorsoftで読む、という分け方もしやすいです。
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どちらも表示される内容は人によって違います。ブラウザで登録画面を30秒開くのが、いちばん確実です
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よくある質問(FAQ)
Q. Colorsoftのカラーは、スマホのように鮮やかですか?
A. いいえ。紙に印刷したような、落ち着いた淡い色です。鮮やかさはスマホやタブレットが上ですが、画面が強く光らないぶん、長く読んでも目が疲れにくいのが特長です。
Q. 白黒の小説や漫画を読むなら、ColorsoftとPaperwhiteのどちらですか?
A. Paperwhiteをおすすめします。同じ世代同士で12,000円安く、バッテリーも長く、白黒の作品ならページ送りも有利です。カラーの作品を読まないなら、Colorsoftを選ぶ理由は小さいです。
Q. 新型とひとつ前のモデル、どちらを買えばいいですか?
A. 読むことが目的なら、感謝祭のひとつ前のモデル(29,980円)がいちばん買いやすいと考えています。新型との差は22,000円です。5色のハイライトやフラットなデザインにこだわる方は、新型(11月11日出荷予定)を選んでください。
Q. 16GBと32GB、どちらを選ぶべきですか?
A. 漫画や雑誌をたくさん端末に入れておきたいなら、32GBのシグニチャーエディションが安心です。活字が中心で、読み終えた本を端末から削除する使い方なら16GBで足ります。購入した本はクラウドに残り、いつでもダウンロードし直せます。
Q. ColorsoftはKindle Clickに対応していますか?
A. 対応しています。2026年10月に発表されたページめくり用リモコン「Kindle Click」(5,180円・11月中旬出荷予定)は、2024年以降に発売されたKindleが対象で、ひとつ前のモデルのColorsoftも含まれます。なお「ページめくりボタン付きカバー」は、新型のシグニチャーエディション専用です。
Q. Kindle Scribe Colorsoftとは別物ですか?
A. 別物です。この記事のColorsoftは7インチの読書用。Scribe Colorsoftは大画面でペン入力ができる上位モデルで、価格も10万円を超えます。
まとめ:自分の読む本に「色」が要るなら、Colorsoftは買いです
Kindle Colorsoftは、表紙・図版・マーカーに色が付くことで、カラーの漫画・雑誌・図解の多い本がぐっと読みやすくなる端末です。この体験は、白黒のPaperwhiteでは得られません。
一方で、カラーは150ppiで発色は淡く、白黒の作品では差が小さい、という弱点もはっきりしています。活字や白黒漫画が中心ならPaperwhite、色のある本も楽しみたいならColorsoft。この基準で選べば、まず失敗しません。
- Colorsoftが向くのは「色が意味を持つ本」を読む人
- 白黒の漫画・小説がメインならPaperwhiteで十分
- 新型との差は22,000円。感謝祭のひとつ前のモデル(29,980円)は、過去の大型セールの最安と同じ価格
- Paperwhiteとの差は、感謝祭のひとつ前のモデル同士なら7,000円まで縮む
- 端末を買ったら、Kindle Unlimitedでカラー作品を気軽に試すのがおすすめ
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更新履歴
- 2026年10月10日:「スペックと価格」の章に、新型(2026年モデル)とひとつ前のモデル(2025年発売)の商品リンクを追加。冒頭のお知らせのリンク先を、新型とひとつ前のモデルの比較記事に変更
- 2026年10月5日:運営者の手元のColorsoftで確かめた内容を中心に全面改訂。新型(2026年モデル)で変わった点と、新型とひとつ前のモデルの選び方の章を追加。「Paperwhiteとどっちを買う?」の比較表を、9月までの価格・新型・感謝祭の3つの価格で比べる形に変更。終了したプライムデーのキャンペーン案内を削除(訂正)
- 2026年10月3日:2026年10月の新型発表とプライム感謝祭の価格について、冒頭にお知らせを追加
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